来店イベントに行く前に知っておきたいこと
パチンコ・パチスロの来店イベントは、YouTubeやSNSで活動する演者がホールに来て実際に遊技するイベントです。好きな演者を間近で見られる機会である一方、通常営業とは違う独自のルールやマナーがあり、それを知らずに行くとトラブルになったり、周りに迷惑をかけてしまうことがあります。
この記事では、来店イベントに参加する側が知っておきたい当日の流れとマナーを整理します。演者として来店する側の立場や仕事内容については来店イベントとは?パチンコ演者の仕事を徹底解説をご覧ください。
なお、ここで紹介するのは一般的な傾向です。ルールはホールごとに大きく異なります。最終的には来店先のホールの案内に従ってください。
来店イベント当日の流れ
来店イベントは、おおむね次のような流れで進みます。
開店前:並びと抽選
来店イベントの日は、通常営業日より早い時間から人が集まる傾向があります。多くのホールでは開店前に抽選が行われ、その結果によって入場順が決まります。
抽選の方式はホールによって異なり、店頭に並んで抽選券を受け取る形式のほか、アプリで事前抽選を行うホールもあります。抽選の受付時間を過ぎると参加できないことがほとんどなので、事前にホールの公式SNSやサイトで時間を確認しておくのが確実です。
開店後:入場と台の確保
抽選結果の順番に入場します。人気の機種や演者が座る可能性のある島は混み合いやすいため、狙っている台がある場合は入場順が重要になります。
ただし、演者が座る台や時間帯が事前に公表されることは多くありません。当日にならないとわからないケースが大半です。
演者の来店
演者が到着すると、店内が動きます。演者の周囲には人が集まりやすく、通路が混雑することもあります。
演者は遊技しながら撮影を行っていることが多く、カメラが回っている時間帯があります。この点は後述のマナーに関わる重要なポイントです。
イベント終了・退店
演者の遊技が終わると、そのまま退店する場合もあれば、ファンとの交流の時間が設けられる場合もあります。この扱いもホールと演者によってさまざまです。
「実践来店」など来店の種類による違い
来店イベントには呼び方がいくつかあり、内容によって当日の過ごし方が変わります。呼称はホールや演者によって揺れがあるため、告知に書かれた内容をそのまま読むのが確実ですが、おおまかには次のように分かれます。
実戦(実践)来店
演者が実際に台を打つタイプの来店です。「実践来店」と表記されることもあります。来店イベントとして最も一般的な形式で、演者は遊技しながら撮影を行います。
この形式では、演者は基本的に台に座っている時間が長くなります。遊技に集中している時間帯が大半なので、声をかけるタイミングは限られると考えておいたほうがよいでしょう。
トークショー・サイン会
遊技ではなく、ステージやイベントスペースでのトークやサイン会が中心の形式です。演者と直接やり取りできる時間が設けられているぶん、実戦来店より交流の機会は多くなります。
参加条件が決められている場合があり、遊技した人だけが参加できる、整理券が必要といった運用が取られることもあります。
取材・メディア絡みの来店
雑誌やWebメディアの企画として演者が来店するケースです。この場合は取材スタッフが同行しており、撮影機材が入ることもあります。参加者の映り込みに関する案内が出ることがあるので、掲示やスタッフの説明を確認してください。
同じ「来店」でも、遊技中心なのか交流中心なのかで当日の動き方は変わります。告知の段階でどの形式かを把握しておくと、行ってから戸惑うことが減ります。
参加前に確認しておきたいこと
来店イベントは、事前に調べておくかどうかで当日の動きが大きく変わります。ホールの公式サイトやSNS、演者のSNSで次の点を確認しておくと安心です。
- 抽選の受付時間と方式:店頭に並ぶのか、アプリの事前抽選か
- 来店の形式:実戦来店か、トークショーやサイン会があるか
- 撮影の可否:店内撮影、演者との写真撮影それぞれの扱い
- 交流の機会があるか:サイン会や写真撮影会が予定されているか
- 入場やイベント参加に条件があるか:整理券、会員登録、遊技の有無など
- 開始・終了のおおよその時間:演者の滞在時間が告知されている場合がある
これらはホールごとに運用が異なり、同じホールでもイベントによって変わることがあります。前回参加したときの記憶をそのまま当てはめず、その回の告知を読むようにしてください。
告知に書かれていないことは、当日スタッフに聞くのが確実です。判断に迷ったまま行動して注意を受けるより、先に確認したほうがお互いに気持ちよく過ごせます。
参加する側が守りたいマナー
演者への声かけは節度を持って
演者に会えるのは来店イベントの魅力ですが、演者は仕事として来ています。遊技中や撮影中に長時間話しかけたり、進行を止めてしまうような声かけは避けましょう。
声をかけるタイミングとしては、遊技の合間や、ホール側が交流の時間を設けている場合が適しています。短く挨拶する程度であれば快く応じてくれることが多いですが、あくまで相手の状況を見て判断してください。
撮影・写真は事前に可否を確認する
来店イベントで最も注意が必要なのが撮影です。
多くのホールでは、客による店内撮影を禁止しています。演者側が撮影していても、それはホールの許可を得た上での撮影であり、参加者が自由に撮影してよいという意味ではありません。
演者との記念撮影についても、ホールと演者の双方が許可している場合に限られます。「他の人が撮っているから」という理由で判断せず、スタッフに確認するのが安全です。
また、撮影が許可された場合でも、他の客が映り込む撮影には配慮が必要です。パチンコホールにいることを知られたくない人もいます。
演者の後ろに張り付かない
演者が遊技している後ろに人が集まる、いわゆる後方からの見物は、程度によっては迷惑行為になります。
通路が塞がれると他の客が通れなくなり、ホールの営業に支障が出ます。ホールによっては立ち止まっての観覧そのものを禁止している場合もあります。スタッフから移動を求められたら速やかに従いましょう。
台の確保・移動のルールを守る
イベント日は台の争奪が起きやすくなります。荷物を置いての長時間の場所取りや、遊技していない台の占有は、ホールのルールで禁止されていることが一般的です。
掛け持ちや台移動の可否もホールによって違うため、迷ったらスタッフに確認してください。
他の参加者への配慮
来店イベントには、演者のファンだけでなく、いつも通り遊技しに来ている常連客もいます。イベントに興味がない人も同じ店内にいるという前提を持っておくと、行動の判断がしやすくなります。
大声での会話や、演者の話題での盛り上がりすぎは、周囲にとって騒がしく感じられることがあります。
SNSへの投稿は慎重に
イベントの様子をSNSに投稿する場合、他の客が映っていないか、ホールが撮影を許可していたかを確認してください。
また、演者の到着時間や座っている台をリアルタイムで拡散する行為は、混雑を招いてホールの運営を妨げることがあります。ホールが告知していない情報を先回りして広めるのは避けたほうが無難です。
やってしまいがちな注意点
ホールや演者への過度な要求
「もっと出る台に座ってほしい」「サインが欲しい」といった要求を強く出すのは避けましょう。演者はホールとの契約のもとで動いており、自由に振る舞えるわけではありません。
出玉に関する不満をぶつける
来店イベントだからといって、思ったような結果にならないことは当然あります。その不満を演者やスタッフにぶつけるのは筋が違います。この点は次の項目に関わります。
未成年の同伴
パチンコ店は18歳未満の立ち入りが認められていません。イベントであっても例外ではありません。
「来店イベントは熱い」のか
「パチンコ 来店イベント 熱い」という関心は根強くありますが、ここは正直にお伝えします。
来店イベントの日に出玉が期待できるかどうかは、外部からは判断できません。 ホールがどのような営業を行うかは公表されるものではなく、演者の来店とホールの営業方針が直接結びついているとも限りません。
来店イベントは、ホールが演者に費用を払って集客を目的に実施するものです。集客と出玉の関係について、確かなことを言える立場の情報は基本的に表に出てきません。「来店イベントだから勝てる」という前提で参加するのは、期待の持ち方として危ういと言えます。
来店イベントの価値は、好きな演者を直接見られること、その場の雰囲気を体験できることにあると考えたほうが、結果に関わらず楽しめます。
ホール側がなぜ費用をかけて演者を呼ぶのか、その狙いについては来店イベントの集客効果とは?ホール向け演者活用ガイドで解説しています。
なぜホールは演者を呼ぶのか
参加する側から見ると「なぜわざわざ演者を呼ぶのか」は気になるところです。
ホールが演者を呼ぶ主な狙いは集客です。演者にはSNSやYouTubeを通じたファンがついており、来店告知によって普段そのホールに来ない層が足を運びます。新規客との接点をつくる手段として、来店イベントが使われています。
演者側から見れば、来店は仕事であり収入源です。1回あたりの来店ギャラは知名度や動員力によって幅があり、目安としては3〜50万円程度とされています。詳しくはパチンコ・パチスロ演者の給料・年収はいくら?相場と収入の上げ方で解説しています。
つまり来店イベントは、ホールは集客を、演者は収入と露出を得るという関係で成り立っています。参加者はその場を楽しむ立場にありますが、イベント自体はビジネスとして動いているという構造を知っておくと、当日の振る舞いも判断しやすくなります。
演者側に興味が出たら
来店イベントに参加して、「自分もこういう活動をしてみたい」と感じる人は少なくありません。実際、現在活動している演者のなかには、ファンとして来店イベントに通っていた人もいます。
演者は、YouTubeなどで実戦動画を配信し、ホールからの来店依頼を受けて収入を得る働き方です。来店演者そのものの説明は来店演者とは?仕事内容・ギャラ相場・なり方を解説に、未経験から始める手順はパチスロ・パチンコ演者になるには?未経験からのなり方を完全解説にまとめています。
よくある質問
来店イベントは予約が必要ですか?
多くの場合、予約ではなく当日の抽選です。ただしホールによって方式が異なり、アプリでの事前抽選を採用している場合もあります。ホールの告知を確認してください。
演者と写真を撮ってもいいですか?
ホールと演者の双方が許可している場合に限られます。ホールが店内撮影を禁止していることも多いため、スタッフに確認してから判断してください。
何時に行けばいいですか?
抽選の受付時間はホールによって異なります。イベント日は通常より早い時間から人が集まる傾向があるため、受付時間を事前に調べて余裕を持って向かうのが確実です。
演者が座る台はわかりますか?
事前に公表されることは多くありません。当日の状況次第になるケースが大半です。
イベントに参加すれば演者と話せますか?
交流の時間が設けられるかどうかは、ホールと演者によって異なります。遊技中や撮影中は避け、状況を見て判断してください。
来店イベントの日は出玉に期待できますか?
外部から判断できるものではありません。ホールの営業方針は公表されず、演者の来店と直接結びつくとも限りません。結果を前提にせず、演者を見られる機会として楽しむことをおすすめします。
まとめ
- 来店イベントの流れは「開店前の抽選 → 入場 → 演者の来店 → 終了」が基本だが、詳細はホールごとに異なる
- 抽選の受付時間を過ぎると参加できないことが多いため、事前確認が重要
- 撮影は原則としてホールの許可が必要。他の客の映り込みにも配慮する
- 演者は仕事として来ている。遊技中・撮影中の長時間の声かけや、後方への滞留は避ける
- 台の確保や移動のルールはホールごとに違うため、迷ったらスタッフに確認する
- 出玉への期待を前提にせず、演者を直接見られる機会として捉えるほうが楽しめる
来店イベントは、演者・ホール・参加者の三者があって成り立つ場です。基本的なマナーを押さえておけば、余計なトラブルを避けて当日を楽しめます。
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